日常生活

心を休ませる6つのリフレッシュ方法

    こんにちは。今回のテーマは、「心を休ませる6つのリフレッシュ方法」です。

    仕事をしていると知らない間に「仕事がしんどい」「気づいたら仕事のことばかりを考えてしまう」ときがありますよね。

    また人間関係の悩みやストレスで「なんとなく気持ちが落ち込む」こともありますよね。

    今回は生きるエネルギーにつながる「心を休める方法」を中心にご紹介します。

    体を休めることが、心を休めることにつながる

    体と心はつながっています。特に脳の「視床下部」というところが体のさまざまな調整を無意識のうちに行っています。

    みなさんは「自律神経」という言葉をご存知でしょうか。「自律神経」を司るのが「視床下部」なのです。

    • 「体」を使ったことによる疲労=「体」(筋肉や関節等)の疲労
    • 「脳」を使ったことによる疲労=「心」(デスクワークや仕事の調整等)の疲労

    つまり「心が疲れている=脳の疲労」であることが多いです。しっかりと「脳」を休めることで、体や心も休まります。

    自律神経とは?

    自律神経とは、脳の中心部にある「間脳」という組織にある「視床下部」が司っています。視床下部はホルモンの分泌と自律神経を調整する働きをしており、主に体内環境を正常な状態に保つ働きをしています。これをホメオスタシス機能と言い、以下のような働きを司っています。

    • 体温や血圧の安定、体液の循環
    • 体内リズム
    • 性行動
    • 感情の表出
    • 飲食行動

    このような自律神経の働きが日頃のストレスや睡眠不足等で妨げられると、調整がうまく働かず、知らない間に調子を崩すことになります。

    交感神経と副交感神経の交代をすることで上記の働きを円滑にさせています。私達は普段仕事を円滑に進めるために、交感神経を優位に働かせています。

    反対に夜寝るときやリラックスするときに働くのが副交感神経ですが、このスイッチがうまく入らず「眠れない」「体がいつもだるい」ということにつながることがあります。

    副交感神経をどううまく働かせられるのかが、効果的なリフレッシュ方法につながってくるのです。

    では、脳を休めるためのリフレッシュ方法をご紹介しましょう。

    心をリフレッシュする脳の休め方

    体の調子や自身のタイプによっても、脳の休め方は異なると思います。自身の体調や状態に応じて家の外でできることと、家の中でできることを使い分けてみてください。

    またいつもと異なる体や心の不調を感じる場合は、適切な専門家や医療機関への受診をおすすめします。

    外で脳をリフレッシュする方法

    サウナ

    サウナは近年ビジネスマンの中でも注目されており、漫画や本でも紹介されています。入り方に少しコツを加えるだけで、あっという間に脳が活性化されます。これも自律神経の調整機能をうまく利用することで、脳の疲労をとる方法です。家ではリフレッシュできない、効果を早く得たいという方におすすめです。

    筋トレやランニング

    筋肉トレーニングやランニングといった体を動かすことでも脳疲労は軽減されると言われています。特に体を動かすことで脳からセロトニンが分泌され、脳疲労の軽減につながります。

    普段運動習慣の少ない方は、ウォーキングから始めても効果があります。日中に外に出て太陽の光を浴びることで、セロトニンも分泌されます。ウォーキングや筋トレ、ランニングを行うことで副交感神経を優位にすることができます

    自然に触れる

    私達は普段から多くのデジタルデバイスに触れています。携帯電話やパソコン、家電まで私達の身の回りには、多くのデジタルデバイスがあります。もちろんこれらのものは便利である一方、これらに触れることで交感神経を一日中優位に働かせてしまう恐れがあります。

    そんなときに副交感神経を優位にしてくれるのが、「自然」です。普段日常生活では触れない自然に触れることで、私達は本来持っている五感(見る、聴く、嗅ぐ、触れる、味わう)を使います。五感に意識をもっていくことで、本来人間として備わっている副交感神経を優位にできます。

    特に「地面から直接生えている」木のある公園や森林に行き自然に触れることがおすすめです。もちろん海や川といった自然でもリラックス効果があります。レジャーといった「楽しむ」というイメージよりは、静かに自分の五感と向き合うことがリラックス効果につながります。

    家の中で脳をリフレッシュする方法

    マインドフルネス

    マインドフルネスは近年注目されている「今ここにある」ものや感情に意識を働かせる方法です。特に心理学では認知療法の第3世代と言われています。

    五感や自分の内側にある感情に注目することで、自分の本当に大切にしたいものや、自分の心の動きに目を向けることができます。また呼吸を整えることのリラックス効果もあります。

    詳しくはこちらをご覧ください。
    https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_699.html

    デジタルデトックス

    家の中でデジタルデバイスから離れる時間をとることもリラックスする効果があります。

    皆さんはお休みの日に一日中映画やYoutube、動画配信サービス等の映像を見たことはありますか。意外と体は休めているつもりでも、常にデジタルデバイスを見ることで交感神経優位になっており、かえって疲れてしまうことがあります。

    少しでも携帯電話やパソコンから離れる時間を確保することで、脳疲労を溜めずにリラックスすることができると思います。例えば読書や、ゆっくり湯船につかる等もおすすめです。

    ストレッチやヨガ

    最近ではオンラインでヨガやストレッチをすることができる時代になりました。自宅でフィットネスを気軽にすることもできます。自分で簡単にストレッチやヨガのポーズを行うだけで、呼吸も整いリラックスすることができます。少しでも自分の普段の体の変化に目を向けてみてください。

     

    いかがでしたか。自分の体と心を健康に保つ方法をこれからも発信していきます。

    より豊かな人生を歩むために少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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