生きづらい考え方のくせと2つの対処法

こんにちは。今回のテーマは、「生きづらい考え方のくせと2つの対処法」です。

普段こんな言葉を使ったり、耳にしたりすることはありませんか?

  • 「△△するなら最初に〇〇べきだ」
  • 「どうしてあの人は〇〇しないんだろう?○○したらもっと△△なのに」

誰でも一度は考えたり、口にしたりしたことのあるセリフではないでしょうか。

実はこれはあなたが小さい頃から積み重ねてきた「考え方のくせ」によるものかもしれません。
これを心理学の用語では「スキーマ」と呼んでいます。

スキーマ療法とは?

スキーマ療法とは、

  1. スキーマ療法は、米国の心理学者「ジェフリー・ヤング」が考案した心理療法のこと。
  2. 心の深い部分の傷つきや、ずっと抱え込んできたその人の生きづらさにアプローチする方法。

「スキーマ」とは専門的に言うと、「過去の経験や外部の環境に関する構造化された知識の集合」のことです。
つまり「過去の体験や知識から得たものの集まり」といったところでしょうか。

生まれてきてから今まで、様々な体験をしてきたと思います。
知らない内に体験の数だけ、考えや価値観を人は身につけています。

人生の中で何か辛いことを乗り越えるときに必要だった考え方。
逆境を乗り越えた先に得た価値観や学び。
人と何かを共有することで感じた感覚。

その一つ一つが今のあなたを作り、考えや行動の源になっています。

「スキーマ療法」ではあなたを作る考え方や価値観の中でも、特に「生きづらくさせている考え方のくせ」に目を向けます。
それを専門用語で「早期不適応的スキーマ」と呼びます。

「スキーマ」って不要なの?

「じゃあ「生きづらさ」の改善のために、今までの考えや価値観をすべて捨てろということですか?」
こういう声が聞こえてくる気がします。

ご安心ください。そんなことはありません。

「スキーマ療法」では「早期不適応スキーマ」(人を生きづらくさせているスキーマ)を、手放すことから始めます。
そうして新しい「自分を生きやすくするスキーマ」を手に入れます。

さらに日々の生活の中で、新しく手に入れたスキーマをもとに生活を送る練習を行います。

つまりもともと自分が多くもつ「スキーマ」の中で、「生きづらくしているスキーマ」を改善する。
そして「新しいスキーマ」を手に入れ、生きやすい練習をする。

ちょうどゲームの中で勇者が武器を入れ替えるような感覚だと思っていただけると良いかもしれません。

おすすめの対処法

ここではスキーマ療法に基づいた、おすすめの2つの対処法をご紹介します。

自分で自分を見つめてみよう

この文章を読んでいる方は、どことなく「日々の生きづらさ」を感じているのではないでしょうか。
少し自分に目を向けるために、次の質問に答えてみてください。

これは自分自身に気づくためのワークです。答えを見つけようとしなくて大丈夫です。

  1. 普段どんなことで悩みやすいですか?
  2. 「生きるのが大変」「しんどいな」と感じるのはどんなときですか?
  3. 過去にどんなことで悩んだり苦しんでいましたか?
  4. これからの人生はどんなことが心配ですか?

もし何かヒントとなるキーワードが出てきたら、それを日々意識してみてください。
少し何かのスキーマが見えてくるかもしれません。

頼れる人を探そう

「頼れる人」というとすごく幅が狭まる気がする方もいるかもしれません。
ここで言う「頼れる人」とは、このような人を指します。

  • 「ちょっとした挨拶を交わせる人」
  • 「心地よく会話を交わすことができる人」
  • 「愚痴を言い合ったりすることができる人」
  • 「ちょっとした話をすることができる人」

人でなくても、動物や植物、何でも大丈夫です。
自分が安心して関われる人やもの、すべての中からぼんやりと探してみてください。

最初は思いつかなくても不安に思わず、日常のふとしたときに思い出してみてください。
あなたの大きな力にはならなくても、サポートしてくれるものの一つとして考えると少し気が楽になるかもしれません。

 

いかがでしたか。「生きづらい考え方のくせと対処法」について今回はご紹介しました。

今回ご紹介した「スキーマ療法」が、すべての物事にあてはまるわけではありません。
体や心の症状によっては、適切な医療機関やカウンセリング等が必要な場合もあります。
その際は専門医療機関等にご相談ください。

より豊かな人生を歩むために、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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