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始めたいのに、モチベーションが沸かない理由。

    なぜ始めたいことがあるのに、モチベーションが沸かないのか

    元学校の先生であり、育休中に独立。現在は子育てやキャリアの悩みをもつママ達のご相談にのっている私が、働くママたちが悩むポイントに何か解決の光を当てたくて書いています。

    コーチングを学んで3年が経ちました。周りの人から、「たまにそんな風にイライラしたり、愚痴ったりするんだね。悩みなさそう。自分で解決できそう。」とよく言われます。仕事柄自分を整えるお仕事なので、こういう風に思っていただくことがあるのかもしれません。

    ですが実際はそんなことはなく、悩む日もあれば、困って泣きつく日もあります。

    そこで今回は最近私が悩んでいる「Youtubeを始めたいけど、始められない!」という悩みをもとに、コーチングの視点から解説してみたいと思います。

    Youtubeを始めたいのに⋯

    私は2か月前にこう宣言しました。そう、ブログで堂々とです。

    でも・・・お恥ずかしい話、まだ・・・2ヶ月たっても、手を付けられていません。

    Youtubeをやりたい気持ちは、嘘ではないんですが⋯

    <やりたい気持ち>
    ・子どもがいても、妊娠していても、挑戦する姿を見せていきたい。そうすることで、日本をもっと明るくしていきたい
    ・もっとコーチングを届いていない人に届けていきたい
    ・ずっとやってみたかったから、やってみたい

    でも⋯いざやろうと思うと足がすくんでしまう。やらない理由ばかりをつい人間は探してしまうんです。

    <やるのを引き止める、内面の声>
    ・めんどうだ。明日でいいや(先延ばしくん)
    ・妊娠していてつわりもある。見た目もつらそう。そんな自分は見せたくない。(完璧主義さん)
    ・編集大変そう⋯私にできるだろうか。(うじうじちゃん)

    それで「やりたい自分」と「引き止める声」が常に自分の中で葛藤しています。だからやろうと思っても、引き止める声が大きすぎて、手につかない状態が起きています。

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    まさに天秤みたいな感じです。

     

    たとえば、ダイエット、転職活動、旅行の計画など、ずっとやりたいとは思っているけど、いろいろ理由をつけてあと延ばしにしてしまうことってありますよね。

    コーチングだと

    サブパーソナリティの存在

    コーチングの理論のなかで、「サブパーソナリティ」という考え方があります。

    サブパーソナリティ=副人格という考え方で、「自分の中にはいろんなキャラクター(性格)がある」という概念です。

    よくネガティブな私、もいればポジティブな私もいる。みたいな風に言われたりもしますが、

    おおよそ自分では気づいていないだけで、人にはおよそ5000種類ほどのサブパーソナリティがいるという考え方もあります。

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    それだけ1人の人間の中にも、多様な自分がいるってことなんですね。

    さらに大事にしておいてほしいのは「一見ネガティブに聞こえる引き止める声」にも、それぞれ性格があり、価値観や願いがあるんです。

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    あなたにはどんな自分の声がありますか?

    今回の私の声だと

    Youtube始めたい!!やりたい!けど、やれない・・・・

    ここにどんな願いや価値観があるのか⋯私なりに先程の「引き止める声」を分析してみました。

    <やるのを引き止める、内面の声>
    ・めんどうだ。明日でいいや(先延ばしくん)
    ・妊娠していてつわりもある。見た目もつらそう。そんな自分は見せたくない。(完璧主義さん)
    ・編集大変そう⋯私にできるだろうか。(うじうじちゃん)

    どれも本当なら出てきてほしくない、自分にあってほしくない声です。

    どれも消えてほしい、こんな声がなければ、私はYoutubeできるのに⋯そう思いがちですが、悲しいことに、

    これらの声は消そうとすればするほど、自分の中で聞こえる声が大きくなります。

    何かをあなたに伝えたくて、大切にしてほしくて、ここに声として伝えてきているからです。

    例えば、ちょっと小さな子どもがいたとしましょう。

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    こんな風に泣いていたとします。どうしますか?

    多分そばによって「よしよし、もう大丈夫だよ」と安心させてあげたり、「〇〇が嫌だったんだね」と共感してあげたりするはずです。

    あなたの内側で強く聞こえるその声も、小さな子どもを取り扱うように、子どもと接するように、自分の内側にも優しくしてあげてくださいね。

    前置きが長くなりました。私なりに、自分に聞こえてくる声を、なぜここで何を伝えにきてくれているんだろうか。考えてみました。

    <声の願い>
    ・めんどうだ。明日でいいや(先延ばしくん)
    【願い】無理をしてほしくない。ついキャパ超えしようとしている自分を守ろうとしてくれる存在。

    ・妊娠していてつわりもある。見た目もつらそう。そんな自分は見せたくない。(完璧主義さん)
    【願い】やるならちゃんとやりたい。つわりが明けてできるようになってからでも良いんじゃない?と言いたい。

    ・編集大変そう⋯私にできるだろうか。(うじうじちゃん)
    【願い】弱い自分を守ろうとする存在。うまくいかなかったときにイライラしそうだから回避させようとしてくれている。

    そう、どの声にも意味があるんです!!

    だから小さいこどもに声をかけるように「そうか、そんな風に思っていたんだね」とまずは理解してあげることが大事です。

    サブパーソナリティを理解するメリット

    ① 客観的に自分を見ることができるので、変に悩まなくなる
    ② 自分の声と付き合い方がわかるので、自分のパターンがわかり、行動しやすくなる
    ③ 今やろうとしていることを客観的に理解できるので、棚卸しになる
    ④自分を認めれるようになるので、変に自分を責めなくなる
    ⑤Youtubeを始めるという手段にこだわらず、柔軟に物事を決められるようになる

    このように自分の中に飼っている「サブパーソナリティ」がわかると、客観視できるようになり、悩みが少なくなります。

    まとめ:私のYoutubeはというと

    私はまだ2/3現在、Youtubeを始められてはいません!
    が、サブパーソナリティ達と向き合った結果、

    「スモールステップでもいっか♪」と思えるようになり、まずは止めていたYoutubeで話す練習として、standFMというラジオの収録から再開して頻度をあげていくことにしました。

    そうすることで、サブパーソナリティたちも、私が何かを発信したいという気持ちも満たされ、「これだったら続けられそう」が見つかりました。

    おそらくサブパーソナリティたちの声を蔑ろにしていたら、きっといつまで経っても前には進めなかったでしょうし、「やれない自分を責めていた」ように思います。

    ちっちゃな一歩でも良いから、まずはスタートを切ってみること。
    そして楽しく続けられるようにするにはどうしたら良いか考えること。

    そんなことを大切にできたように思います。

    さて、あなたが始めたいことがあるのに、始められていない。新年〇〇をするって決めたのに、まだ取りかかれていない。そんな方がいたら、誰か「プロコーチ」と呼ばれる方に相談してみてはいかがでしょうか?

    もし上記のことでお悩みの際は、コーチングが解決します。

    ご興味がある方は、こちらからコーチングをお申し込みください。

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